2023年4月度より、アニメ第2期がスタートする『王様ランキング』。
この記事では、そんな王様ランキングのアニメ第1期の謎。
その放送の中での、アニメと原作の決定的な違いを解説しています。
『王様ランキング』アニメと原作漫画の違いを解説
もともと、ストーリーの進行上で、アニメと原作漫画で違いが出るのは当然。
しかしながら、『王様ランキング』のアニメ第1期では、原作と決定的な違いがあるところがあります。
それは、原作で表現されている大事なシーンが、アニメではまるまるカットされているということ。
これにより、ネットがザワつきました。
そのツイッター上の声も併せて解説していきます。
それは、アニメ第1期の終盤。
ボッジの手によって魔法の鏡は割られ、ボッスの魂は天へと昇っていく。そしてボッスからミランジョを託されたダイダは、現れた魔神にある願いを告げる。
引用:アニメ「王様ランキング」公式サイト|STORY|第二十二話 魔神との約束
ミランジョの呪いによって、漆黒の闇の世界に閉じ込められていた、ダイダ。
ボッジが鏡を破壊したことにより、その呪いが消え、ダイダが元に戻ります。
そのダイダが、魔神に願いを伝えました。
「魔神よ、ミランジョを生き返らせてくれ!」
そして、復活したミランジョにプロポーズするダイダなのでした。
アニメと原作で、大きな違いがある解説はここから。
アニメ1期の第22話
ダイダの呪いも解け、全てが解決したところで、母のヒリングが現場に駆け付けてきます。
そして、ボッジとダイダを抱きしめるヒリング。
その後、側にいた見慣れない女性が悪の元凶、ミランジョとわかり、怒りが爆発…
爆発しかけたところで、ダイダがヒリングに告げます。
「母上、私はこの者と結婚します」
そのあまりにカオスな展開に、悲鳴を上げながら驚くヒリングでした。
続いて、原作の同シーンです。
原作12巻の第149話
母のヒリングが現場に駆け付けてきます。
同じく、ボッジとダイダを抱きしめるヒリング。
その後、側にいた見慣れない女性が悪の元凶、ミランジョとわかり、怒りが爆発…
爆発しかけたところで、アニメではカットされたシーンがあります。
それが、こちら。
✔ ダイダがミランジョの側に駆け寄り突き飛ばす
✔ 何度も何度もミランジョの頭を平手打ち
✔ その姿を見て、ミランジョへの怒りがダイダへの怒りに変わるヒリング
このタイミングで、ダイダがヒリングに告げます。
「母上、私はこの女と結婚します」
そして、同じく驚愕するヒリングでした。
なぜカットされたのかを考察
アニメだとカットされた、ダイダがミランジョに制裁を加えるシーン。
これにより、苦しめられていた相手と、いきなりの婚約宣言を目にすることになります。
そのため、アニメだけの視聴者には、このシーンが腑に落ちない方々がいたことも事実。
やはり、大岡裁き的な制裁があってこその婚約宣言。
原作では、ここに意味があったものと思われます。
しかしながら、感動シーンと制裁(暴力)は対極にあるもの。
それゆえ、公共の電波を使った放送では、カットせざるを得なかったのかもしれません。
見方を変えるなら、アニメの世界観とは異なる原作を読むと、また違った味わいを得られる。
そう捉えることもできますね。
まとめ
この記事では、『王様ランキング』アニメ第一期の原作との違いを解説しました。
まとめると、『王様ランキング』アニメ第一期の原作との決定的な違いは、ダイダのミランジョへの制裁シーンがカットされているということでした。
2023年4月13日から放送開始の、アニメ『王様ランキング』第二期の『勇気の宝箱』。
こちらの世界観にも、非常に期待が高まります!
そんな王様ランキングのアニメ第1期が、原作の何巻までかの特集はこちら。
【王様ランキング2期は何巻の何話から?】1期最終回の感想と解説も!
