夏の甲子園2022。
8月13日のAM8時から、浜田高校(島根)と有田工業高校(佐賀)との試合が行われました。
この試合で注目が集まった、有田工業高校の山口洸生(やまぐちこうせい)選手。
理由は、1球ごとにコロコロ打席を入れ替えたから。
ピッチャー心理的には、そんな山口洸生選手はうざいのでしょうか?
この記事では、スイッチヒッター山口洸生選手の活躍まとめています。
「1球ごとスイッチ男」うざい山口洸生選手とは?
元々は右打ちの山口洸生選手。
昨年の秋にスイッチヒッターに転向。
そこから、投手の目線を変える狙いで、「1球ごとに左右に打席を変更する」という戦略が完成しました。
投手サイドからすると、確かにうざくて厄介なバッターであることは間違いないですね…
MLB公式サイトが紹介!
地方予選の佐賀大会でも、このスイッチ打法を披露した山口選手。
その動画がツイッターで紹介されると、再生回数が1,300万回を突破しました。
なんと、その様子がMLB公式サイトで紹介されています。
参照:https://www.mlb.com/
ここから、ネットや高校野球ファンの間でジワジワと山口選手が話題になりました。
聖地甲子園で披露!
対浜田高校との試合に、8番セカンドで出場した山口選手。
右打席のみに入った第1打席でしたが、迎えた第2打席。
そこで、期待通り、1球ごとにスイッチしていきます。
結果、7球目を打ってショートゴロでした。
しかしながら、相手投手が困惑している状況が伺い知れますね。
そして、聖地甲子園にしっかりと名を刻んだ山口選手です。
試合後の山口選手のコメント
浜田高校との試合。
結果的に、3対5で惜しくも敗戦。
その後、山口選手は下記のようにコメントを残しています。
本当は、1球ごとに打席を代えたかったのですが、審判から制限がかかりできなかったんです。
ピッチャーを前に出させて、スタミナを削ったりなどしようと思っていたんですけど。
確かに、高校野球ということもあり、そのあたりは難しいところもあるのかもしれませんね。
過去にも、ファールでひたすら粘るカット打法が物議を醸したこともありました。
また、このスイッチ打法にはアンチコメントもあったようなのですが、負けん気の強さも発揮しています。
アンチコメントを見て、「もう1回やってやろう!」という気持ちでした。
選手各々の個性や特徴が認められ、すべての選手が強みを活かして伸び伸びとプレーする。
そんな日が来るといいですね。