ジブリ作品の『となりのトトロ』。
2022年には、8月19日にノーカット版で放送されました。
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テレビで放送される度にSNSで話題になる、『となりのトトロ』の都市伝説。
「サツキとメイは死んでいる」
この衝撃的な設定や噂は、いったいどこから生まれたのでしょうか?
この記事では、この都市伝説についてまとめています。
『となりのトトロ』とは?
1988年に上映された、スタジオジブリのアニメーション映画作品です。
キャッチコピーは、「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」
約80万人の観客を動員し、高い評価を獲得。

「へんな生きもの」である、トトロやネコバス、マックロクロスケ。
彼らとともに生きて成長していく、サツキとメイ姉妹の物語となっています。
画像の左からサツキ、メイ、右がトトロですね。
都市伝説「サツキとメイは死んでいる」
この説は、一体どこからくるのでしょうか?
なんと実際に、スタジオジブリにも問い合わせが数多くあったそう。
中でも多かった質問が、下記とのこと。
✔ トトロは死神なんですか?
✔ メイちゃんは死んでいるんですか?
理由としては、「後半シーンでサツキとメイに影がない」というもの。

メイを探すサツキ。

迷子になったメイ。
このシーンあたりから、影がなくなるわけですね。
メイの捜索にはトトロが絡むのですが、これが死の世界へ誘っている行動ではないか、と。

私的には、モフモフの「へんな生きもの」が2匹いて、絵的に1番癒されるシーンです。
都市伝説に対してのスタジオジブリ公式コメント
スタジオジブリ公式ホームページ。
その中に、「ジブリ日誌」という日誌があります。
ここで、トトロが死神であること、メイは死んでいるという事実を正式に否定されています。
ゴールデンウィークの谷間の出勤日ということで、取引先からの電話も少なく、なんとなーく平和な3スタ2階。と、そんな中、かかってくるのはなぜか「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。 ...とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います。
引用:スタジオジブリ|ジブリ日誌
スタジオジブリ広報部が公式に発信されているので、やはり完全な都市伝説となります。
影がないのは、「作画上で不要と判断した」というところに、アニメ映画製作の奥深さを感じますね。
きっと、何気なく観ているシーンの節々に、プロ目線で数多の工夫が凝らされているものと推測します。
金曜ロードショーでの放送を毎年期待したい
2022年もテレビ放送された、『となりのトトロ』。

古き良き昭和の生活や、かわいらしいキャラクターが登場し、何度観ても飽きがこない名作です。
都市伝説のことは一旦忘れて、ぜひ来年の夏もトトロに癒されたいですね。
また、スタジオジブリから、待望の新作が発表されました。
下記記事にまとめましたので、是非あわせてご覧ください。
ジブリ【宮崎駿の新作はナウシカ2の噂】君たちはどう生きるかではない?
そして、実は、日本でこのネコバスに会える場所があります。
こちらも、是非ご覧ください。
大人でも【ネコバスに会える場所】トトロ峠にある手作りバスって何?
