NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』。
放送も第7週に差し掛かり、登場人物達の過去が明らかになってきました。
そして、ヒロイン舞のお母さん、岩倉めぐみの過去も。
引用:NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』|人物紹介|岩倉めぐみ
永作博美さん演じる、岩倉めぐみ。
第34回放送分で、夫の岩倉浩太との駆け落ちに至った詳細が明らかになりました。
この記事では、そんな『舞いあがれ!』のめぐみの駆け落ちについて、詳しく解説しています。
『舞いあがれ!』でめぐみが駆け落ちに至った経緯
過去の放送回から、駆け落ちに関するニュアンスや伏線はありました。
それらが、色濃く表現されているシーンや発言。
そして、駆け落ちに至った理由を紹介していきます。
舞の「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ?」発言
大学の人力飛行機サークル。
そこで、パイロットを務めたことで、いっきに旅客機のパイロットになりたいという夢が爆発。
大学を中退し、航空学校に入学したいと両親に直訴したシーン。
舞が現在通学している大学、その卒業を望むめぐみ。
反対された舞は、こう言い返しました。
「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ?」
舞の「ばんば、お母ちゃんが結婚する時、反対したん?」発言
五島列島を久々に訪れた際のこと。
哀川翔さん演じる木戸豪から、母の結婚は祖母が反対していたと聞いた舞。
祖母との食事の終わり際、そのことについて尋ねます。
「ばんば、お母ちゃんが結婚する時、反対したん?」
祖母の「なら、勝手にせい!二度と帰って来んでよか!」発言
その、あまりに突然でストレートな舞の質問。
ですが、高畑淳子さん演じる才津祥子(さいつしょうこ)は丁寧に答えます。
さかのぼること、1981年。
20歳の大学生めぐみと結婚させて欲しい、と言いに来た高橋克典さん演じる舞の父、岩倉浩太。
祥子は、大学を中退して、浩太の実家が営む町工場(大阪)の女将さんを務めたい、というめぐみの願いに反対します。
その反対を押し切り、浩太と一緒に大阪で生きていく、そう腹をくくっているめぐみに放った言葉。
「なら、勝手にせい!二度と帰って来んでよか!」
そこから、五島列島の実家を飛び出し、駆け落ち同然で浩太と結婚に至っためぐみでした。
本当の意味での、祥子とめぐみの和解
話し合いを経て、舞の航空学校進学の願いを聞き入れた、めぐみ。
めぐみの浩太との結婚 ≒ 舞の航空学校への進学、という夢。
きっとその2つが重なり、その姿を見ていた、めぐみの母・祥子が台所でこう語りかけます。
めぐみの結婚がきっかけとなり、2人が離れていた年月は、なんと14年間。
祥子「私も聞いてやればよかった。あん時、めぐみの話ば、ちゃんと聞いてやればよかった。すまんかったねぇ」
このセリフで、既にウルウルさせられるのですが…
立て続けに、次のセリフで涙腺が崩壊。
祥子「めぐみは大阪で、ちゃんと幸せになったったいねぇ」
きっと、めぐみと祥子さんの関係が気になっていた方々。
その皆さんの、第7週における最高潮のシーンだったはず。
まとめ
この記事では、めぐみが駆け落ちに至った理由をお届けしました。
めぐみと母の祥子との間にあった、すれ違い。
それを、舞がきっかけで埋められた14年の歳月。
今後とも、素敵な親子関係を末永く見せて欲しいですね。