連日、大盛り上がりを見せている、プロ野球SMBC日本シリーズ2022。
東京ヤクルトスワローズと、オリックス・バファローズの両者一歩も引かぬ攻防。
特に第2戦では、3点ビハインドの9回裏にスワローズがホームランで追いつき延長戦へ。
結局、引き分けとなりました。
ネットではその様子を受け、「日本シリーズって引き分けの場合どうなるの?」。
また、「そういえば、日本シリーズのDH制ってどういうルール?」ということが話題になっていました。
この記事では、その日本シリーズのルール、引き分けとDH制を特集しています。
日本シリーズが引き分けの場合のルール
一般社団法人日本野球機構が定めた、日本シリーズの開催概要。
その中で、引き分けについてこう記されています。
試合の中での引き分け
日本シリーズ2022の第2戦は、『ヤクルト 3-3 オリックス』の引き分けで試合が終了しました。
実は、これは第7戦までの試合だったから。
一般社団法人日本野球機構は、日本シリーズの引き分けのルールをこう定めています。
延長回は、第7戦までの各試合では12回をもって打ち切りとし、第8戦以降は延長回の制限を設けない。
引用:日本野球機構|SMBC日本シリーズ2022|開催要項
ただし、今後の新型コロナウイルス感染状況により変更する場合がある。
日本シリーズのチャンピオンは、先に4勝を挙げたチームです。
つまり、通常は第7戦までに決着が就くので、延長戦は12回までということになります。
勝敗数による引き分け
前述の通り、日本シリーズが第8戦に突入した場合。
つまり、『ヤクルト3勝・オリックス3勝・1引き分け』のレアな条件で迎えることになった第8戦の場合…
13回だろうが、14回だろうが、延々試合が続くということです。
メジャーリーグの試合みたいで、ワクワクしますね。
日本シリーズのDH制のルール
NPB(日本野球機構)のもと、DH制はパ・リーグだけに採用されています。
これを考えると、シンプルでわかりやすいですね。
日本シリーズの開催概要でも,、下記のように定義されています。
パ・リーグ出場チーム本拠地球場での試合にはDHルールを採用する。
引用:日本野球機構|SMBC日本シリーズ2022|開催要項
つまり、日本シリーズ2022では、オリックス・バファローズの本拠地の京セラドームでの試合に限定し、DH制が採用されます。
京セラドームで開催された、SMBC日本シリーズ2022の第5戦。
普段は外野を守るサンタナ選手が、そのルールに基づき、DHとなっています。
まとめ
日本シリーズ独自の延長戦や、DH制のルール。
知れば知るほど、また一段とプロ野球が面白くなります。
そして、試合が白熱するほど、幻の第8戦を目にするのが楽しみになりますね!
SMBC日本シリーズ2022、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズの戦いから、ますます目が離せません。