2023年1月30日、NHK党のガーシー参議院議員に『招状』が出されました。
なんと参議院において、招状が発出されるのは昭和24年(1949年)以来の74年ぶりとのこと。
これを受け、ネットでは「74年前に招状が出されたのは誰?」と話題になっています。
この記事では、そんな74年前の招状が出された参議院議員が誰なのか。
そして、招状とは何のかを大特集しています。
参議院で、昭和24年(1949年)に招状が出されたのは誰?
74年前の招状の発出について、ネットの『国会会議録検索システム』で調査しました。
『招状』の記載があったのは、昭和24年5月16日の会議録。
西暦でいえば、1949年のものになります。
それがこちら。
017 寺光忠
引用:国会会議録検索システム|会議録テキスト表示|第5回国会 参議院 議院運営委員会 第31号 昭和24年5月16日
○参事(寺光忠君) 先般当委員会の御決定によりまして、長期に亙つて無届でお休みになつております四人のお方に招状を発せられたのでありますが、これは四人とも今回請暇の願いをお出しになりました。理由はすべて病氣であります。そのうち橋上さんと西園寺さんは診断書は後日送るということで出ておりません。それから栗栖さんと平野さんについては診断書が出ております。つきましては、普通の場合につきましては、請暇の願いが出ますと、当委員会にかけないで、本議会に眞直ぐにかけることになつておりますが、今回は問題がありましたので、一應この次の本会議にかけますから事前にこういう結末になつておるということを御報告申上げて置きます。
お名前が載っているのは、下記の4名です。
「理由はすべて病気」とのことで、致し方ない印象は受けます。
しかしながら、4名いっきに招状が出されていたのは意外ですね。
招状とは何?
次に、招状とは何かを解説します。
招状とは、国会に出席するように求める書面のことです。
招状が発出される条件としては、下記になります。
2022年7月の初当選以降、1回も国会に出席していない、NHK党のガーシー議員。
今回、ついに参議院の尾辻議長より、招状が出されることとなりました。
また、今回出された招状の画像がこちら。
公式Twitterアカウント
第211回国会(常会)の召集に正当な理由なく応じないと認めるので、
国会法第124条の規定により出席を求めます。
今後も、ガーシー議員は今後も欠席を続けるのか、非常に気になるところですね。
また、その際に開かれる懲罰委員会は来月上旬頃の予定。
ガーシー議員の動向がますます注目されます!