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2019-2020シーズンについて

お客様へ
【シーズン準備開始のご案内】

皆様にどのタイミングでどのようにお知らせできるか・・・時間を予想以上に費やし、いよいよ待った無しのこの時期にずれこんでしまいました。
まず最初に、わかぶな高原の決断/決意を申し上げます。

 

★2019-2020シーズンの具体的な営業準備に入ります★

まず、週明け9月30日より、多くのお問い合わせ・ご要望を頂戴しておりますシーズンパスの販売を開始いたします!
過去ご案内のとおり、この春、簡単には対応できない予測外のことが多々生じ、多くの課題の克服・検討や折衝を繰り返してまいりました。

これまでの30年以上の営業の中、「大事なときに雪が無い」「大事なときに暴風雪による交通マヒの発生」などが何年も続くことは初めての経験であり、日帰り型スキー場の経営にこれほどのダメージが蓄積されることを身を持って知ることとなりました。

行政や金融機関からの支援体制、今後の運営体制など、ゼロから考察していかなければならないものが多くあり、その組み立てに努力を続けてまいったところです。

春の「村からの支援打ち切り」報道が為された後、本当に多くの皆様から応援メッセージを頂戴しました。ご自身の趣味・スキルアップやこのスキー場への長年の思い入れ、仲間との集いの場など様々な思いをお伝えいただき、必ず「何としてもがんばってくれ」という言葉がそこにはありました。スキー・スノーボードをなさらない方からの「絶対必要」との熱いメッセージもありました。

皆様からのたくさんの、強いメッセージを本当にありがたく受け止め、「我々があきらめるわけにはいかない」との決意で新たな仕組みづくりに取り組んできたものです。

 

とにかく第一に考えていたことは「将来に向かって継続できる事業モデル」の構築です。次の世代のお客様、次の世代の営業スタッフにも安心してつなぎ続けられることを念頭に置いて行動してまいりました。営業方針・施策の内容以上に日帰りスキー場では気象条件が営業成績に及ぼす影響が多大であり、長期的に考えると、所謂“良いとき”と“悪いとき”の差が開いたときに対応できるような体力が求められます。
今回、はじめてご挨拶させていただくこととなった金融機関の方々をはじめ、個人・法人問わず様々なかたちでご協力を賜り、新たな仕組みづくりに挑んだものです。
当初予定では、遅くとも8月中に確定させてすぐに皆様にご説明、安心して気持ちを新たにお客様とともにまた歩んで行こうというように考えていました。

しかしながら、物販や製造業などの企業とはその仕組みや公益性、地域経済への影響など大きく異なる部分も多く、特殊な案件とも捉えられ“地均し”に時間を要すことも多々生じました。結果的に目標としていた8月中に「確定」とはならず、その後も早急にと走り続けることとなりました。

 

9月に入り、お待ちいただいている方々からのお問い合わせにも「待っています」「信じています」「頑張ってください」との声が相次ぎ、「確定を待って万全な状況になっての動き出し」をいつまで待てるのか、しかし中途半端な状態で動き出すリスクは大きい・・・だがすでにただ待ってくださいと言い続ける時期では無い・・・、と日夜悩み続けたのが事実でもあります。

 

前述しましたように、「将来に向かって継続できるビジネスモデル」の確立には正直現時点では間に合っていません。しかし、これに向かっての準備は進行しています。シーズンインまでにこれが確定することを信じ推し進めながら踏み切るという判断です。
もともとワンシーズを積み重ねるというスタンスではなく長期的な安定を前提としていたため、スタートの仕方が当初想定と異なることも事実です。ただ、時間だけを使ってせっかくの取り組みが確定した時にはすでに遅し、、、となるわけにもいきません。

 

改めて、これまでのことを整理し、熟考し、営業準備にかかるべきという結論を導き出しました。
ここまで想ってくださるお客様を信じたい、そして今新たな取り組みにご協力いただいている方々を信じたいという強い気持ちを持つべきだと。確実・絶対という言葉を待つだけではなくやり遂げるという強い意志で立ち向かうことも必要だと。

 

これまで大きくご心配・ご迷惑をおかけしたお客様、取引先の方々、スタッフのみんなには、できるだけ早くすべての問題をクリアにしてと活気のあるシーズンインを迎える必要があります。これはとにかくお客様からのご理解とご協力からはじまるものです。

明日より、走り出しながらさらに様々な困難に立ち向かう場面も出るかもしれません。もしかしたらプランA・B・C…と、より効果が得られる取り組みも考察する必要もあるでしょう。
まずは我々が動き出せるようにここ数年で蒙った負の部分の整理とシーズンインの準備につなげるべく、多くのお客様が来ていただけると具体的に自信が持てるもの・・・スタートはシーズンパスの販売です。

 

勿論これまで同様、これまで以上にご利用いただいた方にはご満足いただけるよう精一杯努力してまいります。皆様の力をお貸しいただき、ともにこの事業を盛り上げていきたいという心よりのお願いを申し上げます。

 

この一週間だけでも、お電話いただき資金援助の案までお話しいただきましたO様、お忙しい中署名活動までしていただきお送りいただいたK様、他にも個別にメッセージを頂戴した多くの方々には、お気持ちを心よりありがたく受け止めております。これまで相手様があることもあり交渉内容や経過についてお話できない部分があったことなど、ご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。

 

まだまだできること、もしかしたらご協力いただけることも多々あるかもしれません。様々な地域・年齢・ご職業の方々から応援のお言葉、「何かできることがあれば・・・」といったお言葉も多くいただきました。今はバラバラですが、シーズンに入ることができればもしかしたら組織だった集まりでより多くの皆様のお知恵、お力を頂戴し大きな力にできることもあるかと考えています。

 

不安を持ちながらの見切り発車と捉えられるかもしれないことは承知しておりますが、やはりこの火を消すわけにはいかない、なんとしてもという気持ちを持ち続け、同時に皆様のご理解ご協力を賜りたく存じます。

 

長文失礼いたしました。

 

本日9月29日昼ごろ、明日よりのシーズンパス超早割り販売について告知させていただきます。是非ともよろしくお願いいたします。

 

わかぶな高原スキー場

 

 

カテゴリースキー場総合
  1. 石川 勝己 石川 勝己

    私は20代の頃競技スキーをやっており、わかぶな高原スキー場でも何度も滑っておりました。
    私が滑っていた30年前は、スキー人口も大勢いてリフト待ちも1時間待ちの頃もあったくらいです。
    現在のスキー場はといえば、日曜日でさえリフト待ちが無いくらい空いているところが殆どでは無いでしょうか。
    中には運営出来ず辞めてしまうスキー場も散見されます。

    わかぶな高原スキー場を、現在のまま継続することがいかに大変かは想像できますが、支援を貰ってスタート出来ても、またどこかで行き詰まるような気がしますし、支援無しで運営できる仕組みが必要だと思います。もちろん運営されている方々も同じ気持ちだと思いますが、まだまだ奇策はあると思います。
    まったく違う業界で成功した例等も参考になります。頑張って下さい。

    無責任な言葉を並べてすみませんでした。

  2. ヒロ ヒロ

    自分にとってホントに大事なスキー場です。今回のお知らせはとても嬉しいものでした。ずっと待ってました!
    今日に至るまで、本当に様々なご苦労があったと思いますしこれからも沢山の問題があるのだと思います。私に出来ることはスキー場の良さを友人、知人に伝えて一人でも多くスキー場に連れて行くことくらいかもしれませんが、精一杯応援してます。

    今シーズンも楽しみにしてます(^^)

  3. 堀 友成 堀 友成

    家族でよろこんでいます。
    子供達は、スクールの先生に会えるの楽しみにしてました。
    本当にありがとうございます。

  4. momomo momomo

    お疲れ様です。新潟市内の老人スキーヤーですが、わかぶなは行きやすい日帰りスキー場なので、存続は有難いです。応援してます。

  5. ほん ほん

    半年本当に心配していました。でも、運営が決まり、家族で喜んでいます!「わかぶなやらないんならもうスキーをやめようかな!」と言っていた5年生の娘も、「シーズンパスを買ってお父さんとたくさんわかぶなに行く!」と言っています。今年も娘と一緒にたくさんいきます。本当によかったです。今年もたくさんお世話になります。今からとても楽しみです!

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